パンチパーマ

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パンチパーマについて

パンチパーマは日本で生み出されたパーマです。コテを使って渦巻き状に髪を丸めたもので、そのインパクトの大きさから「パンチの効いた」イメージがあるということで名称がつけられました。

パンチパーマが誕生した背景には70年代、男性の長髪が流行したことがあります。長髪のため、理髪店の客が減少し、その対策として生み出されたのです。

この髪型のメリットとしては手入れや洗髪が非常に手軽に済むということが挙げられます。形も崩れないことから、肉体労働系のひとたちの間で人気を呼び、一時期ブームが起こりました。

手入れは手軽ですが、パーマをかける際には非常に手間がかかります。一度のパーマでコテを600回以上も使って髪を巻くといいます。

美容院でもやってもらえますが、通常は理髪店で行い、価格は1万円程度くらいが相場のようです。

また、手入れが簡単と書きましたが、逆に手入れ方法が独特という面もあります。その手入れをしないと鳥の巣のようにごちゃごちゃになってしまうこともあります。

しかし、このパンチパーマ、どうにもいいイメージがありません。ほとんどの人がパンチパーマと言われて「怖い」という印象を抱くのではないでしょうか。もっとはっきり言ってしまえば「ヤクザ」のイメージです。

実際にヤクザがこの髪型にしていたことも多かったのですが、それ以上にコミックや映画といったメディアで「ヤクザ=パンチパーマ」という図式が安易に利用され、イメージを固定されてしまったことが大きいといえます。そのため、一般人がパンチパーマをすることでまわりから怖がられたり、近寄りがたい印象をもたれてしまったりと不利益を蒙ることも多くなっていました。

そんなこともあり、現在ではすっかりパンチパーマは見かけなくなりました。とくに関東地方ではもともとあまり広がっていなかったこともあり、見かけることは滅多にありません。

見かけなくなったどころか、ギャグや笑いとる材料に利用するようにさえなっています。宴会芸でウケをとるためにパンチパーマのカツラをかぶったり、「大仏さまみたい」などといわれ、笑いの対象にされることも少なくありません。

パンチパーマと現代

パンチパーマを愛している人にとってはなんとも悲しい話でしょう。一度植えつけられたイメージを覆すのは困難です。現実問題として学生がパンチバーマにして就職活動をするわけにもいかないものですし、サラリーマンができる髪形でもありません。

かつて不良の代名詞だったリーゼント同様、「滅び行く文化」の一つといえるのかもしれません。

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